腰こりってないの?

「肩こり」という言葉はよく聞きますが、「腰こり」という言葉はあまり耳にしません。

では、腰はこらないのでしょうか。

実は、腰の筋肉も肩と同じように緊張し、張った状態になることがあります。

ただ、多くの方は「腰がこった」と感じる前に、「腰が痛い」と感じることが多いため、「腰こり」という言葉があまり使われないのかもしれません。

腰は肩とは少し違います

肩や首には、生命活動に関わる重要な血管や神経が多く通っています。

そのため、筋肉が緊張すると「張っている」「こっている」という違和感を感じやすいと考えられます。

一方、腰は身体を支え、大きな力がかかる場所です。

そのため、筋肉の張りに気付かないまま負担が積み重なり、ある日突然「ぎっくり腰」のような強い痛みとして現れることがあります。

腰痛は突然起こるわけではありません

「朝、物を持ち上げた瞬間にぎっくり腰になった。」

そんな話をよく聞きます。

しかし、その動作だけが原因とは限りません。

それまでの疲労や筋肉の緊張が少しずつ積み重なり、最後のきっかけで痛みが出た可能性も考えられます。

つまり、ぎっくり腰は突然起こったように見えても、身体の中では以前から負担が蓄積していたことが少なくありません。

普段から腰をいたわることが大切です

腰は毎日、体重を支え続けています。

痛みが出てから慌てて対処するのではなく、

  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 適度に身体を動かす
  • 疲れをため込まない
  • 身体が硬くなる前にケアをする

こうした積み重ねが、腰痛の予防につながります。

肩こりと同じように、腰も「痛くなってから」ではなく、「痛くならないため」のメンテナンスが大切なのではないでしょうか。